Birth Day
Puzzle
Butterflies of Passage
華の日和
早く起きた土曜日
パラフィンの夏
春の雪
春の夢を見る

Visitorは御機嫌
History
一人で聞く Christmas Song
ひとりよがりのアクトレス
Beyond

Physical Communication
冬に咲く花
Private Noels
プライベート・パーティー
fragile
flowers
From Tokyo

ペテルスブルグ
Peninsulaの翼

Hot Whisky
Hot Placeを探して

Birth Day

作詞/作曲 山石敬之

届かないメールに苛立ち
時計ばかり気にしてた夜
窓の外にはきらめく星
ラジオからは Christmas Carol

アジアの端の島で生まれ
正義は習わずに育った
憎しみも怒りも知らずに
僕等は日本(ここ)で生きた

キャンドル灯し グラスを満たす
CNNは今夜見たくない

※Merry Christmas and Happy Birthday
「愛」という言葉を胸に抱いて
 Merry Christmas 神を呼ぶ
 声は2000年 途絶えはしない

僕等は何もしないと言う
傘に隠れているだけだと
銃を握らない 立ち上がらない
だけど「あなた」を祝う

ただ友達が そして家族が
幸せでいて欲しいと願うだけ

Merry Christmas and Happy Birthday
何を伝え 何を成し遂げたの?
Merry Christmas 神を呼ぶ
声は2000年 途絶えはしない

※ref

Merry Christmas, Can you hear me?
どうかこの悪夢(ゆめ)を
早く終わらせて
Back

Puzzle

作詞/作曲 山石敬之

東の窓を開けてみる
やっと見慣れた街
心の闇に鍵を掛け
日々を過ごして来た

何故人は道に迷うのか
積み重ねた愛の灯も消える

ただ今を生きている
流れる水のように
Let it go,let enough alone
答えの無い Puzzleをしているように


受話器を置いた静けさに
鼓動が早くなる
やり直せると思ってた
甘さが風に舞う

何故人は愛に迷うのか
砂は掴む指をこぼれて行く

ただ今を生きている
潮は満ちまた引く
Let it go,let enough alone
望む者は その痛みを知る


何故人は夢に託すのか
軋む胸を抱え血を吐いても

ただ今を生きている
流れる水のように
Let it go,let enough alone
答えの無い Puzzleをしていた
Back

Butterflies of Passage

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

小さな蝶の 羽ばたく揺らぎが
何処かで大きな 嵐を起こす

陽の射す箱庭(ガーデン) 並んだ鉢植え
君が絵に画いた 幸せが咲く

無邪気に僕を信じる 君の鈍さに
苛立つ 時がある
咲き誇る花の中で 愛は朽ちかけ
小さな楽園はもう 崩れようとしているのに

触れ合う指を 静かにほどく
小さな蝶が今 飛び立って行く

誰も君との暮らしを 捨て去る僕を
許さず 責めるだろう
だけど「約束の土地」は ここではないと
暴れ出す魂はもう 僕でさえ 止められない

最後の蝶が 嵐の中を
遥かな渡りへと 羽ばたいて行く

Oh まだ見ぬ 場所へ
Back

華の日和

作詞 一井雅樹/作曲 山石敬之

チャペルへ続くゆるやかな坂 登り切ったら
照れくさそうに 手を振ってる
おまえが
やわらかな光を浴び 風に髪をあずけ
まるで空へ今飛びたつ そう天使のようさ

幼い頃に掴みかけた 暖かいもの
見つけられずに 大人になってしまった
だけど俺にその全てを 教えてくれたおまえ
永遠(とわ)に二人結ばれる 今誓いあうよ

緑の中 鳴り響く チャペルの鐘

やわらかな光を浴び 風に髪をあずけ
まるで空へ今飛びたつ そう天使のようさ
まるで空へ今飛びたつ そう天使のようさ
Back

早く起きた土曜日

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

※それからベッドを抜け出し あなたにGood-bye kiss 投げる
 別れを言い出す気配は とっくに感じてたから

哀しい雨がアスファルトを 撫でて季節が変わるよ
恋はあなたしか知らない それも卒業していく
リングはずし軽くなりすぎた 指にあなたとの月日が
白く陽焼け残りそうね たまには思い出すわ

はしゃぎすぎた金曜の夜と 遅く起きる土曜の朝を
数えきれないぐらい生きた あなたと私の部屋

カサを持たない恋人達 駅までの道急ぐよ
少し気まずい朝帰り それも幸せだったわ
いつかどこかで出会えたら 友達みたいにほほえむの
そうよ素敵な恋だった 知らん顔はしないで

そうよ素敵な恋だった あなたも忘れないで

*はしゃぎすぎた金曜の夜と 遅く起きる土曜の朝を
 数えきれないぐらい生きた あなたと私の街

※ref
*ref
Back

パラフィンの夏

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

※Summer 海は凪いで
 今年もまた君と 夏の渕辺に立つ

セイルをはらませて 沖を行くクルーザー
ビーチにカブリオレ 乗り入れて見つめていた
疲れたTシャツが 良い色に褪せていた
時もパラフィンの 波面を漂っている

 Summer 海は凪いで
 今年もみんなと 夏の渕辺に立つ

あいつの新しい 恋人はチャーミング
笑顔で迎える 大人の仲間達
前の彼女とは 君はgood friend
僕に問いかける 瞳が潤んできたね

 Summer 時は追えない
 来年は僕等の 姿かも知れない

 Summer 時は追えない
 流れつく浜辺を 人は知らないだろう

※ref
Back

春の雪

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

はらはらと舞う雪を 手の平に積もらせたくて
窓から身を乗り出して しばらく空を見つめた
約束した時間が 静かに過ぎてゆく
あと10分したらあなたは 本をたたんで席を立つ

あれほどの熱い想い感じて 始めた愛なのに
ときめきが消えると 生活だけが残った
別れる理由が無いから 私達は恋人ですか
春の雪 三寒四温 踏みながら やがて溶けてゆく

違うOfficeで笑う あなたの顔が浮かばない
暇つぶしの世間話しも 知らない名前ばかりで
楽しみだった電話が 今じゃこんなにも重い
一度話しが途切れたら 気まずい沈黙が流れる

うつろな戸惑いを感じて 写真を裏返す
電話とデートやめたら もう二度とは会う事もない
別れる理由が無いから 私達は恋人ですか
春の雪 三寒四温 踏みながら やがて溶けてゆく

別れる理由が無いから 私達は恋人ですか
春の雪 三寒四温 踏みながら やがて溶けてゆく
Back

春の夢を見る

作詞/作曲 山石敬之

手紙を閉じたら 風が吹く
雨を降らせた雲を 東へと運んで行く
就活に走る 娘の声
「ずいぶん時が経った」 胸でつぶやいた

就職が決まり すれ違う日々
君は平気と 言ってたけど

季節は変わる 時は止められない
君だけが立ち向かってた
どうしてその手を 離したのだろう?
今も 春の夢を見る

「天使を探している」 そう言った
「私にはちょっと無理」 君はただそう笑った
君の不幸を 伝える文字
「約束だったから」と 胸が震えた

愛は脆いもの だけど本当は
とても強いと 信じてたね

記憶は残酷に 薄れて行くけど
消えない足跡も残す
自分の為じゃなく 私の為に
君は いつも祈ってた

見上げた空に 月が昇っていた
私を照らしているように
ありがとう 君に会えた人は幸せだ
今も そしてあの頃も

季節は変わる 時は止められない
君だけが立ち向かってた
どうしてその手を 離したのだろう?
笑顔 指先 その涙さえ
今も 春の夢を見る
Back

Visitorは御機嫌

作詞/作曲 山石敬之

星が降り注ぐ夜 新しいドレスを着て
古い男蹴散らし 出かけよう visitorは御機嫌

明日にも辞めてやるさと 情報誌には赤いマーク
サラリーの三ケ月分 私に賭ける人もいない
毎日が つまらない 訳じゃない
でも見つけたい 輝く瞬間を

いつか思い出したら 吹き出してしまうかもネ
夢は腰掛けていちゃ 掴めない visitorは御機嫌

今日も又、招待状が 独り暮らしのポストに来る
平服で来て下さいと 冗談じゃないキメて行くさ
愛だけが 全てだと 泣きを見た
ウブな季節も 今では懐かしい

星が降り注ぐ夜 新しいドレスを着て
古い男蹴散らし 出かけよう visitorは御機嫌

いつか思い出したら 吹き出してしまうかもネ
夢は腰掛けていちゃ 掴めない 捕まえたい

星が降り注ぐ夜 新しいドレスを着て
古い男蹴散らし 出かけよう Visitorは御機嫌
Back

History

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

世界が息を潜めて 新しい波を見つめる
西も東も正義とは ほど遠いところで
国が成り立ち 人が殺されてく
Air mailが途絶えてから 君の国の事件(こと)を知った
「ワルシャワの春」踏み潰すのは 遠くの国にいる
たぶん僕等の事無かれ主義だろう

He is the lonely only one, yes he is only one
綱渡りしながらも
He is the lonely only one, yes he is only one
希望に満ちていた
しぼり出すような人の願いは いつの時代も変わらない

弾けるネオンの街は 安手の恋のBargain Sale
ただブランドを着飾るだけの若者達も
同じ時代の流れの中にいる
He is the lonely only one, yes he is only one
見ない振りしようとも
He is the lonely only one, yes he is only one
等しく責を負う
悩みなど無い「豊かな時代」も 守らなければ消えて行く

世界が息を潜めて 新しい波を見つめる
飢えないだけのパンをミルクを 何よりも自由を
体制(システム)を越え 人が人足るべく
He is the lonely only one, yes he is only one
ぬるま湯の日々も去り
He is the lonely only one, yes he is only one
歴史は問うのだろう
正義とは何か 力とは何か 再び銃を握るのか
Back

一人で聞く Christmas Song

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

黄昏がそこまで来てる
タワーに燈りが灯る
あなたは時計気にする
待つ女性(ひと)が居る

遊びでも 平気だと
愛を甘く見た罰ね
oh 3度目の冬もまた
一人で聞くChristmas Song

身勝手なあなたのメッセージ
たった2時間のデート
それさえもシャワーを浴びて
きれいに流す

ネクタイを結ぶ指
広い肩幅のライン
oh オフィスでは見つめない
あなたの後姿

遊びでも 平気だと
愛を甘く見た罰ね
oh 手強くてずるい人
だからこんなに好きよ
oh 3度目の冬もまた
一人で聞くChristmas Song
Back

ひとりよがりのアクトレス

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

1カラット半はある ルビーのリングはずし
物憂げに僕を見る ミセス二年生
捨てた恋でさえも 見つめればよみがえる
不敵な君の自信が 僕を苛立てる

傷つけてやりたい その傷つかないハートを

※ひとりよがりのアクトレス 愛された事しかない
 ひとりよがりのアクトレス 届かない思いを知らない

まだ未練がある振りで 君との距離をつめる
君は彼への不満を 理由にアバンチュール
少しも変わっていない 自分本位の life style
いつだって悪いのは 相手の方だね

傷つけてやりたい その傷つかないハートを

*ひとりよがりのアクトレス エゴイズムのシンデレラ
 ひとりよがりのアクトレス ガラスのシューズははかさない

傷つけてやりたい その傷つかないハートを

※ref

*ref
Back

Beyond

作詞/作曲 山石敬之

 真冬の街が 小さな星になる
 バッグーつ 握り締め
 一人きりで飛び乗った night flight
 雲の上には 溢れる星の海
 深呼吸を 一つして
 あなたの手紙を そっと広げて見る

※走る心 止められない
 想いは海を越えていく
 明日の朝 目が覚めた時
 新しい街がきっと
 両手広げ 私を迎える

 つまらない嘘 許せない私を
 残したまま 旅立った
 意地っ張りは あなたも同じね
 季節が変わり 届いた青い air mail
 「待っている」と 一言だけ
 丸めて屑籠 捨ててしまったけど

 走る心 止められない
 今なら素直になれる
 明日の朝 目が覚めた時
 あなたの笑顔がきっと
 私の事 抱きしめてくれる

※ref
Back

Physical Communication

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

太い指先がバスローブに割り込む
しどけない姿が鏡に写る
私は乾かないマニキュアが気になり
あなたの欲望を肩先でかわす
別れる理由が無いから、私達恋人ですか?
多分同じ位「愛」に飽きてる

退屈なビデオ、とぎれる会話(コミュニケイション)
私は耐え切れず、サインを送る
心と裏腹に、激しくなるベッドタイム
馴染んだ体だけが二人を繋ぐ
別れる勇気が無いから、私達恋人ですか?
あまりもてない二人には、別れの言葉が言えずに…

別れる理由が無いから、私達恋人ですか?
多分同じ位「愛」に飽きてる

別れる勇気が無いから、私達恋人ですか?
あまりもてない二人には、それでも…
Back

冬に咲く花

作詞/作曲 山石敬之

冬に咲く花は 小さな命を燃やし
春に実を結ぶ為 息を潜める
君は手を伸ばす わずかな光を求め
沈む陽を愛しげに 失くしたもの 取り戻すように

どうして どうして 愛はいつも
この手をこぼれる
どんなに どんなに 強く求めて
涙を流しても

冬に咲く花は 誰かのため息 集め
やがて凍えた朝に 花びら散らす
君は笑う事 忘れた人形のように
冷えた瞳の奥で 涙が凍る

何故別れる為 出会ってしまうのか
白い雪も汚れて溶ける 運命をただ待ち続ける

夢なら 夢なら いつか朝陽に
目を覚ますけれど
迷って 迷い続ける 魂に
光は差すだろうか

冬に咲く花は 小さな命を燃やし
春に実を結ぶ為 息を潜める
そっと そっと 明日へ
Back

Private Noels

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

二人の街角に冷たい風が吹く
髪に雪が戯れ 融ける

繋いだ指先をこのままほどけば
君は何処に流されて行く?

溺れるほど求め合った
余韻も消えないうちに
逃げ出そうともがいてたはずの
「家庭(くらし)」に引かれてる

心は体ほど上手くは騙せない
雪はまだ降り始めたばかり

愛している 離れないと
君は繰り返すけど
本当は愛の力など
信じていなかった

繋いだ指先がそこだけ熱いよ
君は何処に流されて行く?

やがて融ける雪はただ降り積もる
Back

プライベート・パーティー

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

幸せになってね 花束を
渡したら帰るわ
せっかくのシャンパンも 酔えなくて
気持ちはブルー

流れるスローバラード カップルを囲んで
遊びなれたゲスト達は さっさと踊り始める

気分になれない 私はドアを開けて
誰かの誘いを 背中に流す
結ばれた恋も 素敵な男達も
今の私の心 動かさない

どちらが先に ゴールインするか
みんなのうわさだった
わたしだけ恋を 見失って
一人街を行く

弾ける town light ドレスの胸を
まだ思い出にはならない 痛みがしめつける

幸せになってね 本当に幸せに
一番大切な 友達だから
いつか心から お祝いは言うけれど
今夜はまだ言えない プライベート・パーティー

幸せになってね 本当に幸せに
一番大切な 友達だから
いつか心から お祝いは言うけれど
今夜はまだ言えない プライベート・パーティー
Back

fragile

作詞/作曲 山石敬之

目覚めれば コーヒーの香り
株式と 戦争の話題
窓の外 空は青く
温暖化 穏やかな春

いつもくり返す 季節に抱かれて
何事も無く 生きて来た
全てはあまりに 脆弱な世界
ガラス細工のお伽話さ


桜咲く 川辺に立ち 
来し方を 振り返っても
いつどこで 間違えたのか
分からない 思い出せない 

誰もくり返す 正義に抱かれて
何事も無く 生きて来た  
愛を叫んでも 飢えは充たせない
ガラス細工のお伽話さ
 
いつもくり返す 季節に抱かれて
何事も無く 生きて来た
全てはあまりに 脆弱な世界
ガラス細工のお伽話さ

目覚めれば コーヒーの香り
株式と 戦争の話
大切な モノはいつも
失って 初めて気づく
Back


flowers

作詞/作曲 山石敬之

すれ違う人波から
嘆きの声が聞こえる
誰もが皆 同じ顔で
歩いてるように 見えるけれど

乾いた心を 潤す雨になろう
この声この唄 想いがその胸に届くなら
花は咲く


春の風は冷たくて
夏の嵐に打ちのめされた
秋は何も 実らなかった
冬枯れた街に 一人立っても

疲れた体を 休める大地になろう
その傷その涙 孤独な夜を乗り越えた朝
花は咲く

愛して夢見て 終わらない旅の続きを
小さな芽吹きを 確かに感じながら

乾いた心を 潤す雨になろう
この声この溢れる 想いがその胸に届くなら
花は咲く 必ず
Back

From Tokyo

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

消えて行く輝きを見送る Big Bird
全てを捨てて帰る君を責めはしないけど
夢を試すようにそびえる摩天楼
挫けそうになっても
僕にはここしか帰るところがない

I'm from Tokyo,and I live in Tokyo
疲れてもあきらめない
遠い想いを抱いて
何回でも立ち上がるよ I'm from Tokyo

君は窓の下の輝き見てるだろう
その光の何処かで僕は生きていくから
こみ上げる愛しさで見渡す Night Scene
目映いきらめきが
エナジーを胸に溢れさせてくれる

I'm from Tokyo,and I live in Tokyo
胸を張り前を向いて
僕と愛する街の
未来信じ歩き続ける I'm from Tokyo

I'm from Tokyo,and I live in Tokyo
疲れてもあきらめない
遠い想いを抱いて
何回でも立ち上がるよ I'm from Tokyo

I'm from Tokyo,and I live in Tokyo
胸を張り前を向いて
僕と愛する街の
未来信じ歩き続ける I'm from Tokyo
Back

ペテルスブルグ

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

ブックマッチの最後の一本で
つけそこねた煙草くわえて
まつ毛さえ白く凍りつく
石だたみの街を歩いた

想い出はトランクの奥で
カラカラと音を立てるけど
教会のステンドグラスと
焼けた壁にかき消される

立ち止まり プラチナリング遠くへ投げる
キラキラと糸を引き そしてツンドラに消えた

丘に立ち短い昼と
白く閉じた港を見つめた
震えながら一人で過ごす
重い冬の辛さに慣れる

立ち止まり 厚いair mail そこに埋めるよ
さよならの代わりに わずかにツンドラ削って

ブックマッチの最後の一本で
つけそこねた煙草くわえて
まつ毛さえ白く凍りつく
石だたみの街を歩いた
Back

Peninsulaの翼

作詞/作曲 山石敬之

窓辺の鉢植えが 朽ちてく春の陽だまりに
静かな眠りをさえぎって 聞こえる遠い足音
「孤独」というミサイル 「あきらめ」という地雷原
巧みにかわす術も今は 円卓に置き忘れた

世界は何処へ向かっているの?
僕等は誰と歩いて行くの?
つかんだチケットの印刷が
にじむ刹那に 刻んでおこう
「愛」という名のデタント


チョコレートが好きで TVはいつもつけておく
困った事にはならないと 明日の服を選んだ
いくつかの設問 そして回答はそこにある
群れなす鳥が向かう先は 安息の水辺なのか

世界は何処へ向かっているの?
僕等は誰と歩いて行くの?
メビウスが奏でるメロディーは
覚えにくくて 口ずさめない
「夢」という名のカデンツァ

風が吹く 祈りは消える
天使はもう唄わない 翼を焼かれ
砂に落ちて行く

世界は何処へ向かっているの?
僕等は誰と歩いて行くの?
つかんだチケットの印刷が
にじむ刹那に 刻んでおこう
「愛」という名のデタント
星は今夜も瞬く
Back

Hot Whisky

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

 眠れない夜に 頼るHot Whisky
 ハチミツ入れ過ぎるのが 君の癖だった

 取り出した煙草を 赤い爪でもて遊び
 随分変わったわねと 君は笑みを浮かべた
 もろくなった心に 思い出は危うくて
 すがりつこうとする言葉を きわどく飲み込んだ

※君が不幸せならば 優しく笑って
 元気出せよと一言 言ってやれるけど

*知っているから 彼氏のこと
 幸せそうな笑顔が 許せない

 愛さなかったから 失ったのだけれど
 随分こたえたみたいさ 未だに傷がうずく
 幸せな君に 過去はただ懐かしくて
 僕と暮らした日々さえも 輝いているのだろう

 だからなおさらに今は 君がその手で描く
 温かい思い出には なってやれない

 泣きながら すがりつくまで
 君のために優しくは なれない

※ref

*ref
Back

Hot Placeを探して

作詞/作曲 山石敬之

We want hot place,oh
We want hot place,oh

車の音が響く 真夜中のT-Town
夢を見る事もない 疲れた人々
君は立止まる 人並をさえ切って

run about 何をすればいいのか
たださまようだけさ
look about 声にならない叫びを
上げ探し続ける 君だけのHot Place

手を上げて呼び止める taxiが無視する
酔いつぶれた女 もてあます男
誰も朝になれば 何事も無い顔さ

run about だけど違う君には
帰る場所はないね
look about いつかきっと見つけたい
心燃え尽くせる 君だけのHot Place

run about 何をすればいいのか
たださまようだけさ
look about 声にならない叫びを
上げ探し続ける

run about だけど違う君には
帰る場所はないね
look about いつかきっと見つけたい
心燃え尽くせる 君だけのHot Place

We want hot place,oh
We want hot place,oh
Back