彼女のいない食卓(テーブル)
彼女の選択

Kiss&Cry
君にとってのTokyo
君のドアをノックする
君は花を枯らさない
金曜日が呼んでいる

GOOD-BYE DREAMING
Good-bye Iserina
Cry for the Moon
グラスの中の海
Christmas Card
グループ

化身
結婚記念日
Get Movin'

Go!
恋人達の時間
ここに立てば星は輝く

彼女のいない食卓(テーブル)

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

テーブルの一輪挿しも 枯れかけているダイニング
いつも彼女が季節を 「家庭(うち)」に運んできた
8時のドラマを合図に 彼女のいない夕食が
不機嫌な時は無口な 父を囲んで始まる

家族(みんな)息を潜めて 彼女の恋を見守る
25才、もう誰にも口は出せないから

※夜中に泣きながらの電話
 ご機嫌に酔払ってのご帰還
 ハラハラしながら彼女の幸せだけを願っている

へたくそなアリバイ作り なし崩しの門限
もっとうまくだますのが 思いやりだけど
今は誰を傷つけても 好きなように生きれば良い
自分のことで精一杯の 彼女 素敵だと思う

家族(みんな)息を潜めて 彼女の恋を見守る
25才、来るべき日を誰も予感しながら

鏡の前のファッションショー
かなりセクシーなファンデーション
ドキドキしながら彼女の幸せだけを願っている

※ref

彼女のいないテーブルで 幸せだけを願っている

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彼女の選択

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

セレモニーのムードにせかされ
誓いますと彼女はつぶやく
まるで「卒業」のラストシーン望むように
切ない目で振り向く
でも拍手が起きて 牧師の声が響き
彼女は大人の顔に戻り指輪はめる

同じ頃に辛い恋で悩み
同じ痛み慰め合った友達
それから上手く男性を好きになれず
彼女は歩くヴァージンロード
私は昔の恋も忘れられず
子供じみた夢も捨てられない
ねぇ悔やんでいないの 幸せになれるの
べールの中の表情が今読み取れない

私は昔の恋も忘れられず
子供じみた夢を捨てられない
時は意地悪く私にささやく
「少女の夢は宝箱にしまいなさい」
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Kiss&Cry

作詞/作曲 山石敬之

逃した夢に 流した涙の色は
だけど自分を 間違い無く強くした

Kiss&Cry 走り続ける者に
祝福とくやしさの キスと涙

百の努力と 千の忍耐の果てに
ひとつのチャンス つかむ事が出来たなら

Kiss&Cry 結果が全てじゃない
よく言うけど涙は ただ流れる

※輝く明日は 一体いつ来るのだろう
 心が折れても もう一度立ち上がれる
 長い道ここまで来た
 繰り返すよ Kiss&Cry


笑い飛ばせる 図太いハートが欲しい
顔を上げろと 心の声が聞こえる

Kiss&Cry 強いられる遠回り
グチも尽きた朝に 扉がある

 輝く明日は 幻想に過ぎないんだろう
 つかんだ瞬間 次のステップに変わる
 道はまだ続いている
 繰り返すよ Kiss&Cry

※ref


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君にとってのTokyo

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

北に向う列車の 窓際に座り
荷物かかえた君は 人混みを見つめる
あせたダウンの赤と 化粧に荒れた肌
少し哀しいだけの ありふれた city life
原宿と六本木なら 誰より詳しかった
「いつも背伸びをしていた」そんな事はわかってた

Good-bye「疲れた」 君は逃げて帰る
Good-bye 僕の愛する 町のせいにして

発車ベルが鳴ると 少し顔を上げ
何か言って欲しそうに 瞳をうるます
僕は皮肉に笑い 背を向けて呟く
君等のその甘さが 町を冷たくする
華やかな自由だけは 誰より求めながら
背負うべき痛みの方は 受け止めようともしない

Good-bye「名残り雪」 口ずさんでと言った
Good-bye 最後になっても 逃げを打つ気で

Good-bye「疲れた」 君は逃げて帰る
Good-bye 僕の愛する 町のせいにして
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君のドアをノックする

作詞/作曲 山石敬之

君にために 出来ることを
考えてた 冬の街で
12月が 駆けぬけて行く
きらめく光の海を

優しい嘘 つけなかった
強がりさえ 隠していた
傷つけても 乗り越えられる
あいまいな哲学だね

確かなもの 探し続け
人は道に 迷うけれど
暗闇に今夜 小さな灯り
見つけられるだろう

Merry Christmas
つないだ手を離さないで
ぬくもりを分かち合いたい
Silent Night
君のドアをノックする

頬を染めて 彼の許へ
駆け寄る女性(ひと) 振り返れば
胸に灯る 小さなキャンドル
消さない様に手をかざす

誰もがみな 愛する事
見つめている 肩を寄せて
言葉じゃ足りない 想いを今夜
伝えられるだろう

Merry Christmas
つないだ手を離さないで
ぬくもりを分かち合いたい
Holly Night
君のドアをノックする

君のために 出来ることを
考えてた 冬の街で
理屈じゃない ただ抱きしめて
「愛してる」とささやこう
君のドアをノックする
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君は花を枯らさない

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

ドアを開けたその時に 
君の気配が横切る
片づいた部屋 アイロンの
かかった白いシャツ

シーツについたルージュも 
誰かの「パールピアス」も
君とのじゃない後朝が 
残ってたはずさ

どうしてそんな 愛し方ができるのか
報われないと 知りながら僕の為に

ベッドサイドの鉢植え 
枯れたままになっていた
手間がかかって僕だけじゃ 
育てられない

だけど君には それが楽しみだったね
夏咲く花の為に冬はあるの

美しい女性 激しい女性もいるけれど
ベッドサイドの 花を君は枯らさない
          花を君は枯らさない
          花を君は枯らさない
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金曜日が呼んでいる

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

金曜が呼んでいる 紺の制服脱ぎ捨てて
変身の呪文を、唱えるオフィスの魔女たち
やり直しの書類 急ぎのワープロ
にっこり微笑み、スィッチを切った
金曜が呼んでいる プアゾンのエキスを浴びて
金曜が呼んでいる 今夜きっと、私を取り戻せる

金曜が呼んでいる 内線電話かけまくり
仲間を誘い合い、飛び乗るカボチャのTAXI
シャネルの十字架、エルメスのヴェール
お祭り騒ぎの 街(ミサ)に押しかける
金曜が呼んでいる 不思議なエナジィ溢れて
金曜が呼んでいる 今夜きっと素晴らしいことがある

金曜が呼んでいる プアゾンのエキスを浴びて
金曜が呼んでいる 今夜きっと取り戻したい

金曜が呼んでいる 不思議なエナジィ溢れて
金曜が呼んでいる 今夜きっと素晴らしいことがある
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GOOD-BYE DREAMING

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

ラメの混じったシャドウ 迷ってたら遅れた
OBパーティー
シャンパンの輪の中に 大好きだった先輩(あなた)
見つけたけれど
そっと手を取り 寄り添う彼女(だれか)
みんなの祝福 浴びてた

Good-bye Dreaming Good-bye Dreaming
私一人 ここに残して
Good-bye Dreaming Good-bye Dreaming
みんな大人に急ぐの

スキー合宿の夜は New Year Kiss そっと
私にくれた
それは恋と呼べない 淡い憧れだった
だけど痛いよ
昔通りの 優しい笑顔
「妹」だよって 彼女には

Good-bye Dreaming Good-bye Dreaming
ゴメンナサイと 彼女が呟く
Good-bye Dreaming Good-bye Dreaming
だめなの涙が止まらない

Good-bye Dreaming Good-bye Dreaming
私一人 ここに残して
Good-bye Dreaming Good-bye Dreaming
優しく大人になっていくの
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Good-bye, Iserina

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

電話の向こうの声は 陽気に弾んでいる
ローストビーフとシャンパンを
買ってすぐ帰るって
僕はまとめた荷物 背中に部屋を見渡す
君のお気に入りの絵だけは
手をつけず置いていく
オーディションを通った
お祝いも言わないけれど
君を妬む この気持ちだけはどうしようもないよ
 Good-bye Iserina Good-bye Iserina
 今度逢う時は ブロードウェイで

汗で濡れたレオタードに 透けた君の体を
美しいと思い いつまでも
キャンバスに向かった
夢と生活(くらし)に追われ いたわり合う事もなく
むさぼり求めたその後は
泥のように眠った
明日のNews Paperは
君のBig Newsを伝え
僕はそれを少し誇らしい気持ちで読むだろう
 Good-bye Iserina Good-bye Iserina
 今度生活(くら)す時は ペントハウスで

 Good-bye Iserina Good-bye
 Iserina
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Cry for the Moon

作詞 山石敬之/作曲 永井敏己

つまらない言い訳だと
煙草を吐き出すようにつぶやく
「明日もまた晴れる」
カーラジオが伝えている

伸ばした指が触れる
冷たい君の頬が叫んでる
「明日もまた会える?」
渋滞のサインが灯る

いつも同じ場所に立ち
いつも同じCaption
だけどいつかたどり着く
見つけたい Cry for the Moon

最初はいつもOK!!
気づけば文句が並んでいる
「明日もまたあそこ?」
飛び込むハザードの海

つまらない言い訳だと
煙草を吐き出すようにつぶやく
「明日はどこにあるの?」
カーラジオは黙ったまま

いつも同じ場所に立ち
いつも同じCaption
だけどいつかたどり着く
見つけたい Cry for the Moon

誰も深い闇の中
求めてる Cry for the Moon
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グラスの中の海

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

 静かにカーテン開けて
 瞬きを部屋に招いた
 おまえは 街灯りへ
 想いを漕ぎ出してく
 冷えたワイン注いで

※Here's to you おまえとの
 最後の夜の為に
 そして 悪戯好きな
 天使へ Good Night

 グラスの 小さな海で
 おまえと東京が揺れる
 妖しく輝いては
 上手く すり抜けていく
 夜に溺れそう

*Hrer's to you 今になって
 全てが愛しいよ
 そして 涙もろい
 天使へ Good Night

※ ref

* ref
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Christmas Card

作詞/作曲 山石敬之

足音にふと 振り返るペイブメント
賑わう夜に 星空が滲む
「さよなら」と一言 贈られたカードは
今もそう アルバムの 最後にはさんでる

だから Merry Christmas
一人きりで過ごした
あの夜に今夜 バラの花束を
I wish you a Merry Christmas
and I love you
今この歌が君の胸に届くように

「ゴメンネ」と首を振る 君の眼に映ってた
今夜と同じ きらめく Christmas tree
今はもう違う 人が待つ場所へと
二人とも この都市の 夜を急いでいる

だから Merry Christmas
こらえ切れず振り向き
駆け出した夜を 僕は忘れない
I wish you a Merry Christmas
and I love you
今この歌が君の胸に届くように

だから Merry Christmas
かけがえのない日々は
ただ夢のように過ぎてしまうけど
I wish you a Merry Christmas
and I love you
今この歌が君の胸に届くように

Merry Christmas
and I love you
今この歌が君の胸に届くように
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グループ

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

グラス持つ手が震え出した
三ヶ月振りの彼の声
押さえ切れず振り向けば
ワンレングスの可愛い子

「昨日」まで「彼」も「彼の仲間」も
みんな私のグループだった

私に気づく女もいたけど
肩をすくめそれで終わり
連れて来た子はすぐに仲間
それはいつもの事だけど

彼女には優しくしないでよ
私が彼を忘れるまでは
私に返してよ
「彼」も「グループ」も
みんな「友達」だったじゃない

連れて来た子はすぐに仲間
それはいつもの事だけど

彼女には優しくしないでよ
私が彼を忘れるまでは

※私に返してよ
「彼」も「グループ」も
  みんな「友達」だったじゃない

※2times
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化身

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

キャンセルされた週末
台無しになるPINKY & DIANNE
泣き出しそうな気分で
駆け込むテレフォンボックス

「会って欲しい」「会うだけで良い」
そんな健気な台詞言わせ
傷つけては確かめている
私の想いの深さ

愛に慣れると男はみんな、小さな暴君になり
落とすまでの優しさ忘れ、私を縛りつける

取り澄ました微笑みは
ランジェリーとともに捨てて
妖しく濡れる唇、
続けるMAKIN' LOVE

「離さないで」「強く抱いて」
青臭い台詞の後で
「次は何をすればいいの」と、
キラリと瞳が光る

愛に慣れると女はみんな、手強い役者に変わり
気取った昼と、溺れる夜を見事に演じ分ける

愛に慣れると誰もがみんな、見知らぬ自分に出会い
思いがけないジェラシーや性に、戸惑い揺れ始める
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結婚記念日

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

雨に煙る高層ビルの 淡い灯りが揺れている
いつもなら そのままの結婚指輪を
今日は外して 君を抱きしめた
薄くなった水割り越しに 少しカーテンを引いて
あの人との大事な日ねと つぶやく君が小さく見えて
わざと遅らせた 飾り時計の
針を 僕が 信じれば
とにかく君とは もう少し愛し合えるけど

夜に着換えるネオンの街の 厚い灯りが影を落とす
今日は帰さないと 涙を浮かべて
わざと幾度も 香水をあびる
悟りきったように いつも静かな君だからこそ
らしくない苛立ち方が ひどく物哀しく見える
わざと遅らせた 飾り時計の
針を 僕が 信じれば
とにかく君とは もう少し愛し合えるけど
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Get Movin'

作詞/作曲 長谷川浩二/訳詞 信長司郎

Don't think too much
Keep your head up high
Don't look back no more

Don't be so blue
(You're) not the only one
Life we must enjoy
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Go!

作詞 /作曲 山石敬之

「若い頃ちょっとやってたんだ」
酒の席でつい口走る
意外な顔で驚く仲間
そう見られるべき日々だった

肩の荷物を下ろすように
一つずつ夢を捨てて来た
誰も聞いてない言い訳を
自分に並べた

*Oh! チャンスは何度でも
 Oh! もう一度 走るんだ
 目の前の道を Let us Go!

「母親らしくなって来たね」と
言われた姿 鏡で見る
幸せとポテンシャルを比べ
迷った日々は遠い昔

流されたつもりまるで無い
自分自身で選んだけど
「君は誰?」と他人に聞かれて
答えを失した

*ref

錆ついたハートを磨こう
仕舞い込んだ夢テーブルに
いつも自分を邪魔したのは
自分自身さ

Oh! 今こそ出来るはず
Oh! I wanna go, I wanna be there

*ref
Back


恋人達の時間

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

久し振りに待ち合わせた恋人達は
喋りすぎて出遅れた「椅子取りゲーム」
短い坂を登り愛の場所へと
早足で急ぐ 金曜の21時
窓の灯りが忙しく、
点いたり消えたりしている

どうか
二人だけのささやかな2時間を
この街に集まる、
全ての恋人達に与えて下さい

満室のサインが赤く、
また一つどこかで灯る

どうか
二人だけのささやかな2時間を・・・
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ここに立てば星は輝く

作詞 友部伸裕/作曲 山石敬之

最後のカーブを抜けると 山並が途切れて
突然 湖と星空が開ける
何かに苛立ちながら バイクを飛ばして
初めてこの景色見た時 運命を感じた

あれから 何回答え求めて
弱くなった心 ここに運んだだろう
迷いながら 生活(くらし)は変えないけれど
心だけは自由だと 強く誓った

時には誰かと抱き合い 星座を追ったけれど
これは求めてるものとは 違うと感じてた

世の中の 仕組みに抗がうのには
余りに微力で いつも傷ついていた
やがて夜が 消え失せ朝陽が昇る
強いはずの輝きが 白く映った

自由になろうと 心が暴れ出しても
たやすい事じゃ決してないと いつか悟った
見慣れた 湖面に星空映し
歩みだけは止めまいと 運命を見つめる

歩みだけは止めまいと 運命を見つめる
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