Photo: レポート作成者の藤田さんと開演前に記念撮影
(ファンクラブ 「Club TKY」の企画として会員からレポーターを募集しました)
2001年3月6日、21世紀の東京での初ライブは、客席の期待の中、少し緊張気味のメンバーが登場し、「RISE」でスタート。
一曲目でしっかり客をつかんだ後、「My TREASURE」。
山石さんの甘い歌声にすっかり魅了された所で、ご挨拶。
「21世紀の東京で初と、“eggsite”に名前が変わって初の、W初ライヴで緊張しています……。花粉症のみなさん、いかがですが?」等々、軽いトークで客席をリラックスさせて曲は「行く君に宛て」、そして「NIGHT VIEW」へ。
永井さんの幻想的なフレットレスベースの澄んだ音色ではじまる、1stシングル「海に降る雨」へと続き、このころになるとメンバーもリラックスしてきたのか、やっと笑顔がでてきました。
「昨年は2枚アルバムを出して、諦め悪くて作り直したりして…。1枚目のアルバムのコンセプトは、海・月・森とかの大自然なんです…。」等、作品について山石さんが語って、曲は「Butterflies of Passage」。
穏やかな曲から一転「T-Town」と続き、永井さんのトークへ。
永井さんは花粉症で辛いらしく、(間違った)鼻うがいをしてむせび泣いたそうです。
さてここで花粉症の人必見、山石さんの“正しい鼻うがい講座”
◎人肌に温めた食塩水を片方ずつ鼻から入れて口から出すとよいそうです。
(注;かなり怖い顔になるので人前でやらない事)
花粉症の方、お試しあれ。
楽しいトークの後は、山石さんが永井さんに出会って初めて作ったという、インストの曲「ebb and flow」、山石さんがしっとりと歌う「Night Games」、そして「SCENT OF NOVA」と続き、ここで山石さんのメンバー紹介。
「フレットレスベース界にこの人あり、永井敏己」
「日本を代表するツーバスドラマー、長谷川浩二」
「日本で一番地味(!?)なキーボーディスト山石敬之、以上T・K・Y でございます。今回、間に合わなかった曲があるので 次に期待してくれ。」
客の気持ちをしっかりつかんだ所で、曲は今までのしっとりしたムードから一転、長谷川さんのテーマソング、「Get Movin'」へ。曲の前に、山石さんの「ガンガンやってください。」という言葉に、「それはどうかな〜。」と言っていた人とは思えないほど、パワフルで華麗なるツーバスで、客席の温度も急上昇!
間髪入れず「Cry for the Moon」、「Out-Going」。
山石さんの歌に、永井さん長谷川さんのコーラスで、客席はすっかりTKYのペース。
「又、雨が降り出した」でピークに! (しかしここで無情にも終了)
アンコールで登場した山石さんは、客席からの歓声に、「(自分でも)どうかと思うよ。」と言うほどの白と黒の地味(!?)な衣装。(これが似合うのは、山石さんかシマウマかと言った所でしょうか…)
そして山石さんの「やるぞー!」の雄叫びで「Visitorは御機嫌」に突入。メンバー・客席 一体になって、大興奮。
「Urban Spirits」では、「♪タフ&ファイト」の大合唱で、本日一番の盛り上がりを見せた。
そして2回目のアンコール。
「TKYがみんなの音楽の棚の片隅にいられたら…」という山石さんのキーボードからはじまる「Another Door」が、今回のラストソングでした。
今回のライヴは、前半で日常の疲れや心を癒してもらって、後半で明日への活力、そして希望をもらった様な気がしました。次回はどんなライヴを見せてくれるのでしょうか……。
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