2001.11.1 渋谷 CLUB eggsite
Reported By AKI

Photo: レポート作成者のAKIさんと開演前に記念撮影
(ファンクラブ 「石の会」の企画として会員からレポーターを募集しました)








-SE-
オープニングのSEとともに、メンバー登場。山石さんは黒いペーズリー柄の ジャケット(カッコいい!)に鮮やか系のブラウス、黒のパンツで。
メンバーがそれぞれの立ち位置に着いた瞬間、改めて気合い伝わってきました。

1.HISTORY
1曲目から『音のバトル』が感じられて、凄い迫力。Key.弾き倒してる山石さんも印象的で。
とにかく懐かしいオープニングナンバーに心揺さぶられました。

2.Risk Taker
前奏が流れると客席から歓声が。懐かしい1曲目からTKYのナンバーへ。
現在を映したかなりシビアな歌詞ではあるけれど、疾走感溢れてて力強くてカッコ良かったです。

-MC-
「こんばんは、Y's Factoryへようこそ!去年の12月以来のY's Factory vol.2ってことで〜」
今回のコンセプトは20歳位から現在に至るまでの山石さんのいろいろな楽曲を選んでということで歴史を紐解くようなライブ。
1曲目は『ワルシャワの春』の頃のナンバー、そして2曲目との時間差凄いのに、「進歩ない(笑)?大人から子供になってるのかな?」なんて発言に思いきり笑ってました。
「私、山石っていうんですけど(笑)」と何故か改めて自己紹介の一幕も。
これまでのソロライブは弾き語りのスタイルだったけどソロ名義では初のバンド形式のライブということで、どんな楽曲、プレイが聴けるのかますます楽しみな気持にかられてました。

3.化身
4.T-Town
ライブ前半にして、この2曲〜って感じで、山石さんホント楽しそうに歌って、弾けてました。
曲始まる前「弾いてるふりして、和田さんのギター聴いてるんだ(笑)」
なんて言っていたけれど、歯切れの良いKey.も満喫、気持良かったです。

-MC-
「ありがとう、ここで和田さんと田坂君休憩!」
ということで、永井さんとのふたりコーナー。
「永井君、食べられてないのかと思って〜」
牛丼好きの永井さんを気遣う山石さん、オーディエンス皆きっと同じ思いでいたはず。
永井さんいわく「某店の親子丼も食べてる、そして肉以外は食べてるよ!」とのことで、皆一安心、かな。
牛丼はもとより、吉野家に愛のある永井さん、どんぶり&キティちゃん(笑)付きストラップをgetしたそうで、渋くて素敵な永井さんとキティちゃんの話題が妙に可愛く感じたのでした。
久しぶりの丼トーク(?)は勿論、山石さんと永井さんの和やかでほんわかした雰囲気とても楽しかったです。

5.ebb and flow
「二人で演ったらどうかな?と、インストだから心配」なんて話していたけれど、すごく綺麗な透明感のあるKey.の音色と永井さんの優しくて熱いベースが絡み合って素敵で、すっかり酔いしれてました。
「映像が浮かぶといいなあ」という言葉のとおり、心の中にさまざまな風景が巡ってました。演奏中、目線を交わされてる二人の姿も印象的で。
演奏後、「ebb and flow、少し長めにお送りしました、CDにはもう少し短く収録されてます(笑)」
永井さん笑ってましたが、少し長めは山石さん突然(笑)だったらしい。
Key.& Bassバージョン、しなやかな感じで良かったです。

6.結婚記念日
「私の若い頃の曲は、ダンディーな永井君にぴったり、女を泣かせるベース」と曲紹介する山石さんに、苦笑いの永井さん。永井さんの熱くまろやかに響くベースと、歌い上げる山石さんのVo.が心に強く響きました。

-MC-
「ベース永井敏己でした」と紹介後、山石さんひとりのコーナーへ。
「暑いの私だけでしょうね、頭に蛇口がある(笑)って言われてた」なんて笑わせないでくださいね、山石さん。
「いくつになっても、何度演っても(ステージは)緊張します。…11月1日ってことで、すっかり秋なのに汗かいてる〜」なんて話してる山石さんいわく、クーラー効いてる夏より、部屋が暖まってる秋冬のほうが暑いこともあるらしい(笑)。

7.秋の悪戯
「初めて演る」というこの曲は、友部さんの20年位前の作品だそう。
すごくメロウな楽曲で、歌声、演奏を聴いていて、感傷的な気持、あの日感じた想いとかリアルに蘇ってきて心に痛かった。初めて聴いてこんな想いを感じることができて幸せ。
「大学等、適当に恋してた19、20歳、明日は、未来は何度でも〜と思っていたらこの始末(笑)42歳…見捨てないで〜」なんて言ってる笑顔満載の山石さん。

8.Freedom
力強いVo.とKey.が凄くカッコ良かったです。

〜和田さん、永井さん、田坂さん登場〜
9.Another Door
Key.にギター、ベース、ドラムが加わり、いつも心の奥に響くこの曲はますます重厚で厳かな感じがしました。歌いあげる山石さんのVo.すごく切なくてしみじみ。
オレンジと白のライティングも印象的でした。

-MC-
名古屋ライブ、12月28日のクリスマスライブのお知らせ。そして1月前半には大阪でライブ!の嬉しい発表もあり。
和田さんに「(スケジュール)言ったじゃないですか」の一幕も(笑)。
「(企画物含め)枠にとらわれず、楽しく自由にやりたい」とのお話。

10.夢が目を醒ますまで
アップテンポなこのナンバー、歌、演奏もすごく躍動感溢れてて心地良く響きました。

11.Out-Going
オーディエンスもハンドクラップ♪で応えて一緒に弾けてましたね。

12.Visitorは御機嫌
13.Urban Spirits
会場入った時から気に掛かっていたスタンドマイクという訳で、皆切望のショルキー(白)!で2曲、熱唱の山石さん、楽しい笑顔と汗はじける勢いで、熱く激しく弾けて暴れてました、何か蹴ってる?って位(笑)。
私は鍵盤の手元にもくぎづけでした。
客席も総立ち、ヒートアップ!私も完全に壊れて暴れてました。

MCを挟んで
14.処女航海
山石さんにとっても「新しい始まり」のライブ、本編ラストのこの曲、心に深く染みました。

<アンコール>
他のメンバーがラフな装いの中、黒地に鮮やかなピンクの薔薇満載!
(派手〜)なブラウスにゴールドがかった炎のような模様のパンツの山石さん。

15.Last Chance
16.Artists
“Last Chance”はハンドマイクで熱唱。ハンドマイク〜Key.〜ハンドマイクと、ホント嬉しそうな山石さんに観てる自分まで我を忘れてました。
オーディエンスも最高潮にヒートアップ!
“Artists”は再びショルキーで、ステージを所狭しと歌い暴れてて。
熱い気持を改めて。

<アンコール2>
山石さん、黒地で中央にゴールドとシルバーのプリントのシックだけど華やかなトップスに身を包み、ひとりでステージに。
「いろいろな想いの溢れてる幸せな場所、ライブ(ステージ)に立ちたい」というメッセージと共に、「皆のために」と
17.君は花を枯らさない
山石さんの想い、歌いあげるVo.とKey.の音色とともに痛いくらい届きました。
両手を大きく広げて歌ってる姿が心に深く焼きついて。

いろいろな時代の楽曲をという今回のコンセプトの通り観てる側も音のタイムマシンに乗ってるような感覚で、自分の中のさまざまな感情、波立つ想いに改めて気付かせてくれるような、心に響く素敵なライブでした。
出逢った瞬間、過ごしてきた時間等皆違うけれど、こんな素敵な音楽を通じて熱い気持を感じられて、とっても幸せな夜でした。
テクニカルで凄いギタープレイの和田さん、しなやかで熱いベースを聴かせてくれた永井さん、パワフルで迫力のドラム田坂さん(新しいドラムも拝見しました!)
そして鮮やかなKey.と心をとかす熱い歌声で想いを届けてくれた山石さん、本当にありがとうございました。
これから続いていくY's Factoryでもどんな想いを感じられるのか、今からとっても待ち遠しく思ってます。


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