2002.3.18 渋谷 CLUB eggsite
Reported By AKI

Photo: レポート作成者のAKIさんと開演前に記念撮影
(ファンクラブ 「石の会」の企画として会員からレポーターを募集しました)








SEとともに、オープニングは黒地にゴールドの艶やかな衣装の山石さんが
一人でステージに。
君にとってのTokyo』『自由の向こう側』〜歌い上げるvo.とエレピの音色
が凄く綺麗でした。
この2曲、3月、旅立ちの季節を強く感じました。

そして和田さん、永井さん、田坂さんがステージに。4人の音が重なりつつ、
気合いの掛け声で始まった『Out-Going』こんな前半にこのナンバー!と驚き
つつ、オーディエンスのハンドクラップも重なって。
T-Town』スピード感が気持良かった。都会の喧騒とか、街の空気感が蘇って。

そして「Y's Factoryでございます!」とご挨拶のMC。
「雨降った?」とオーディエンスに聞きつつ、「桜咲いてて、誕生日の4月8日
は散っちゃうの?みたいな」山石さんいわく、4月の桜は「世界中俺を祝って
る?」感じだそうで(笑)「俺が思ってるだけならいいか〜」とのトークもあり。
本日のオープニングについても、「中島みゆき?フュージョン、ロック???」と
自らツッコミされるかなりのハイテンションぶり(笑)「春なんでね〜」と
言う山石さんに、「がけっぷち(笑)!」との永井さん、絶妙のツッコミが
冴えてました。

「皆の上がりたいテンションを引っ張り上げたい!」との宣言!もあり、次の
このバンドバージョンでのライブは夏くらい(楽しみ!!)ってことで、
「今までの集大成を」と熱い意気込み、嬉しかった。

20年前、そして現在、世界情勢への想いを込めて、『History
September Song』〜心の奥まで「祈り」、届きました。

改めてメンバー紹介ということで、いきなりドラムの椅子に上ってはじける
熱いドラムの田坂さん。「見えない努力を欠かさない」(by山石さん)
だそうで(笑)ドラムにY's Factoryのキュートなロゴもしっかり拝見しました。
そして美しい指さばきの永井さん、花粉症がかなり来てる話から健康談義と
なり、「青汁飲んでる」という山石さんに対し、「ヤクルト飲んでる!」と
切り返す永井さんがおかしかったです。
ギターテク炸裂の和田さん、「ギターでしゃべる」という山石さんのコメン
ト通り、“踏切”“象”から“山石さん遊びましょ”まで聴かせてくれて。
くぎづけになりつつ堪能しました。
そして山石さんからは、「バンドバージョンで演れる曲全部!」の気合いの
発言から、「今までを壊してこんな衣装(笑)ちょっとあれは浮いてます!」
と再度自らにつっこむシーンもあり。確かに派手!だったけど、気合い、伝
わりました。

そして人妻の人?の問いかけに始まり、「結婚して幸せにしてもらおうと思ってな
い?結婚はふたりで幸せになるもの」との言葉から〜『夢が目を醒ますまで
歌詞の内容は心に痛いこの曲、アップテンポで気持良かった。
Another Door』4人の重なる熱い音とvo.が心の中で強く鳴ってる感じがし
ました。『化身』〜シビアな曲だけど、リズムが気持良くて。
このコーナーの3曲、“愛”のさまざまな変容を感じて、自分の気持の中でも
いろんな想いが交錯してく感じでした。

艶やかなジャケットを脱ぎ、黒のトップスにボルドー系のベルト、光沢系の
パンツでステージを軽やかに歩きながらの3度目のMC(新鮮!)はメンバー
各々の今後のスケジュール紹介。
田坂さんいわく、スケジュールは「山石さんに聞いて(笑)」とのことで、
山石さんにホームページチェック希望って感じ?
山石さんからは私事ですが、と「(祝!)石の日ライブ」の告知、ヒゲの
おじさん(笑)永井さんとの6月のDuoライブのお知らせもあり、ふたり並ん
で、「どうなの?この2SHOT」「見ないで〜」とのこと。
和田さんからも、マイクを強く引き寄せての京都でのライブ告知等、ライブ
会場“キンタロウビル”の由来のMCもあり。
「いろんなスタイルで音楽に触れて」との言葉、伝わりました。

Last Chance』〜元気を貰えるこのナンバー、山石さんハンドマイクで激し
く熱唱、途中Key.も満喫。『Risk Taker』この曲でちょっと意外な気もしつ
つショルキー登場、ますます熱い気持に加速度ついてました。
又、雨が降り出した』『Artists』サウンド、ライブパフォーマンスとも
躍動感溢れてて、気持の温度がすごい勢いで上がるのを強く感じました。
ステージとオーディエンスの一体感、熱かった。

そしてアンコール、山石さんは黒のフリフリ!の凄い衣装に紫のラメのパンツ
で登場、「行くぜ!」の掛け声とともに『Visitorは御機嫌
Urban Spirits』〜サウンドの疾走感に酔いつつ、ステージも客席も最高潮
にヒートアップ、熱く暴れてました。

そして再びメンバー紹介。「空回りなら空回りし続けてやる!」と力強いMC。
今日は山石さんにとって初のegg-manの時と同じ位のオーディエンスの数との
ことで、「初心」を感じ、「一人でも客席にいる限り、汗まみれで歌い続けた
い」この言葉、熱い気持とともに届きました。

処女航海』〜黒とシルバーのジャケットに身を包み歌い上げる山石さんの
想い、皆のそれぞれの「旅立ち」へのエールに聞こえました。

11月の初のバンドバージョンの時はサウンドにセッション色を感じましたが、
今回はさらに一体感溢れてて、改めて「バンド」を感じる熱いLiveでした。
アレンジもかなり変わっていて、違う表情の音達に新たな驚き満載で。
バンドバージョン、piano songs、Duoとライブのスタイルも多様ですが、
同じバンドバージョンでも新しい発見、多彩な音のバリエーションに触れて、
すごく楽しかった。
そして今回は3月ということで、「旅立ち」「別れ」「始まり」の季節でもあ
り、ライブで演奏された曲達からそれぞれの「始まり」に向けたエールを感じ
ました。
夏、又バンドバージョンのライブに逢えるのを心待ちにしています。


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