2002.4.8 名古屋 THE BOTTOM LINE
Reported By Hisako Akino

Photo: レポート作成者のHisako Akinoさんと開演前に記念撮影
(ファンクラブ 「石の会」の企画として会員からレポーターを募集しました)








日中の名古屋の最高気温は、なんと26.5℃!!
4月の初めとは思えない、汗ばむほどの良いお天気でした。
天も、山石さんのお誕生日を祝福しているかのようでした。

開場待ちの列に並んでいた時に、ある方から一枚の紙が渡されました。
その内容とは、「今日の参加者全員で色紙に一言ずつ書いて、山石さんに
プレゼントしましょう」というものでした。
開演前に、色紙は各テーブルを廻り、たくさんのお祝いの言葉で埋め尽く
されていきました。

開演予定時刻の19時を少々過ぎた頃、SEが流れる中を、シルキーな濃い
グレーのインに、黒のキラキラのジャケット姿の山石さんが登場♪
ステージ中央のスタンドマイクの前に立たれて、1曲目の『September Song
が始まりました。
いきなりスタンドマイクで歌われるとは、思ってもみなかったです。

そして、曲の最後の方でキーボード席に移動...
続いて、『行く君に宛て』を歌い終えたところで、右手を高く上げられて、
「\(^^)どうも、こんばんはっ」とご挨拶。
「今日のライブは、普通のライブじゃない」との宣言が!
きゃ〜、一体何が起こるのかしらとワクワクしていたら、
「自己満足です」ですって(笑)
「その自己満足が、皆の満足になればいいなと」とのこと。

「生ピ(生ピアノ)もあって、ウハウハ」と、ご機嫌そうに、早速、生ピの方へ移り...
「本当は今頃、桜が満開のはずだったのに」と、ちょっと残念そう。
今年は永井さんに譲ってしまったんですものね。

そして次のナンバーは、冬の歌と春の歌。
どちらも別れの曲で、女性側の気持ちを歌ったものですが、
片や「捨てないで」という内容で、
片や女の方から「もう飽きたのよ」と去って行く歌。

「みなさんは、どちらの想いをしたことがありますか?」というような問い
掛けをされ、生ピで『冬だけが終わらない』『春の雪』が歌われました。
すでに山石さんの顔は、汗が流れていました。
歌い終えたあと、「どちらでしたか?」と再び問い掛けをされ、キーボード
に戻りました。

恋愛の話では、「高齢化社会だから43歳はまだまだ若い、皆もどんどん年齢
なんて気にせず恋愛をすればいい」といった内容のお話を。
老人になっても、「好きじゃよ(^^)」っていうふうに。

さて、43歳になられた山石さん、若い頃と比べると疲れが残っちゃうように
なったそうで、「自分に優しくしてます」。

ご自分の昔のお話で、海で女性と揉めたことがあるというエピソードを披露、
「西日だったので、ふたりとも右側だけ顔が焼けた」とのこと。
そして、海にちなんだ曲、『海に降る雨』へと続いて行きました。
次の『Night Games』では、生ピ。

山石さんはスタンドマイクの前に立たれて、しばし休憩に入るとのご挨拶。
しかし、その休憩時間の企画が凄かった(笑)

石の日でもあり、花まつりの日でもあります。
お祭りということで、夜店が用意されていました。
後ろでスタッフさんが店員さんとして、商品を並べて何時の間にかスタンバイ
されていました。
もうけなんて、考えずに作られたそうです。

限定6袋の石袋(福袋)の中には、山石さんの未使用の衣装が入っているとの
こと!
夜店では、争奪戦になっていて(笑)、じゃんけんで誰が購入するかを決める
姿が見られました。

直筆掛け軸は、ひとつとして同じ物がなく、山石さんはこの日の為に、寝る間
も惜しんで準備されたんだろうなぁなんて想像してしまいました。

休憩時間も終わり、袖がシースルーになっているブルーのインの上にストライ
プのジャケットを羽織った山石さんが登場し、【第2部】がスタート。
ebb and flow』『約束の手紙』の2曲が生ピで演奏されました。
『ebb and flow』では、波の音のSEがバックに流れていました。

MCでは、先ほど夜店で販売されていた直筆掛け軸のお話に。
一枚だけ、“いし”と書いたものがあり、それには山石さんの家の猫の、魚拓
ならぬ猫拓が入っているとのこと!
山石さんいわく、「あとでご機嫌とるのが大変だった」。

続いての曲は、4作続けて“イセリナシリーズ”とのこと。
客席からは歓声が上がっていました(^^)
映画を見ているような4部作なのだそうです。
イセリナというのは女性の名前。

Last Chance』が始まる時に、山石さんがぼそっと、
「旗(販売されていたGOODS=石の日フラッグ)振ってね」と
呟いたのですが、振っている方は、あまり居なかったような(^^;
もったいなくて振れなかったのかしら?

Summer Season』『Good-bye,Iserina』と続き、『Late Show』は生ピ
でした。
20代の始め頃の作品だそうで、「自分のベーシックなものが詰まった4曲」
とのこと。

『Last Chance』は最近でもよくライブで演奏されていますが、3曲目の
『Good-bye,Iserina』をライブで演奏したのは13年ぶりくらいだったそう
です。
曲自体は、『Good-bye,Iserina』が最初に出来あがり、次がおそらく
『Summer Season』で、『Last Chance』が一番最後に出来あがったとのこと
でした。

そして『ここに立てば星は輝く』が本編のラストでした。

アンコールでは、とっても嬉しいハプニングが!
ステージに登場された山石さん、「記念撮影しよう」と言って客席に降りて
来られました♪
石の日という記念すべき日の、山石さんと私達の大切な思い出の1枚。
客席を二手に分けて、まずはステージ向かって右半分のお客さんとパシャリ☆
そして、左半分のお客さんとパシャリ☆

そして山石さんがステージに戻ったところで、客席から
「Happy Birthday To You〜♪」の大合唱。
そして、ステージの山石さんの元へ、開演前に客席の皆で書いた色紙が
届けられました。

この合唱と色紙の企画、実は事前にスタッフさんの了解を頂いていて、
いわば、グルでした(笑)
山石さんだけが知らされていなかったという...
「お」と、びっくりしつつも嬉しそうな山石さんのお姿に、私達もとても幸せ
な気分になれました。

そして『Odd or Even』『Trial Run』へと続き、1回目のアンコールが終了。

ストライプのシャツで再びステージに現れた山石さん。
今まで誕生日に自分のライブだったことは無かったそうです。
アルフィーさんのライブだったことは何度かあったとのこと。

「2002年4月8日、私はこの日を忘れません。ありがとうございました」と
客席に感謝の言葉を述べられました。
私達にとっても、今日という日のことは決して忘れられません。
同じ時を過ごし、一緒にお祝いが出来て、本当に嬉しかったから。

石の日ライブのラストを飾ったのは、『浅い夢』でした。

最後に、山石さんが「今日は本当にありがとうございました」とご挨拶され、
先ほどの色紙を手に取り、嬉しそうな笑顔で色紙をパタパタさせながら
ステージを後にされました。

そして終演後、一番早い方は今日でマイレージが10ポイントです。
特典のCDを嬉しそうに受け取る姿が多く見られました。
私は次回の大阪でゲットです。とっても楽しみ♪
早く手にしたいです。

以上、石の日ライブレポートでした。
参加された皆様、あの日の思い出が甦りましたでしょうか?
そして、当日参加できなかった皆様には、様子が伝わっていれば幸いです。


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