2002.11.25 名古屋 THE BOTTOM LINE
Reported By chihaya

Photo: レポート作成者のchihayaさんと開演前に記念撮影
(ファンクラブ 「石の会」の企画として会員からレポーターを募集しました)









あいにくの空模様で、雨が降り注ぐ名古屋の街に、金沢から電車でやってきた山石さんを
迎えての、秋のソロライブ。
この日の山石さんは、秋の紅葉を思わせる真っ赤なジャケットに、シックに黒のインナーと
黒のスラックスで登場。
平日のアフターファイブ、秋雨に包まれた今日の名古屋の街を思い起こさせるような、
after five avenue」「AME」の2曲で、少し大人っぽくしっとりと、秋のソロライブは
幕を開けました。
ここで、ちょっとしたごあいさつのMCを間に挟んで、楽器をチェンジ。
グランドピアノの前へと移動。
再会をテーマにしたという曲を・・・という紹介で始まったのは、
風のランナー」「One Sceneのオブジェ」の2曲。
特に、「風のランナー」は、(2002.11.26現在)Official SiteのLyricsにも載っていない
というある意味『レア』な曲でした。

ここからは山石さん御自身からも話題を振っていらっしゃった、「カバー」のコーナー。
80年代前半の、日本のアーティストの曲を3曲セレクトして聞かせてくださいました。
どれも、(自分にとっては)当時ある程度聞き慣れた曲でしたが、歌い手が違うと、随分
色が変わって聞こえるものだな〜、と感心することしきり。
ハイトーンの部分が、山石さんの声域限界ギリギリまで行ってたようで、ちょっと発声が
苦しそうでした。
(ここでやった3曲については、、誰のなんていう曲かをアンケートに解答すること!
なんて問題も演奏前に山石さんから出題されたりしたものだから、このあとすぐに休憩に
入ったのですが、休憩の間中、オーディエンスのみんなが頭を悩ませていましたね(笑)
かくいう自分も、最後の曲の歌い手が誰だったのか、わからずじまい・・・。1、2曲目は
わかったのに!)

休憩の間に山石さんは黒のサテンっぽいドレスシャツと、シックな花模様のベストにお召し
変え。
颯爽とステージに登場・・・したのはいいけれど、楽譜を忘れて「あれ?あれ??」とあち
こち探す愉快な山石さん(笑)
スタッフの方が舞台ソデから楽譜を届けてくださったので一安心。
そしてここからは、「女性の人生のさまざまな瞬間」をテーマに、3曲続けて聞かせてくだ
さいました。
『少女』から『女性』に変わる瞬間を描いた「長い旅路」。
なにかをあきらめて、『人並みの幸せ』に向かう女性を描いた「彼女の選択」。
母として、妻としての人生だけではない、自分の人生を求める女性の切実な願いを描いた
愛されたい」・・・・こうやって続くと、冗談ではなく「レディースコミック」のストー
リーのようで、はまり過ぎというか、結構「辛い」ラインナップが続きます。
しかし、それも山石さんの手の内で、山石さんはMCで「現実を忘れる、楽しくなれるライブ
もあるけど、自分のライブは『現実と向き合い、現実を見つめ、現実と立ち向かう力を持っ
て帰って、明日からもまた現実と戦う』そんなライブなんだ」と述懐されました。
美しいメロディに包まれた、時には辛く、苦く、ちくりと痛い言葉。
現実が楽しい、嬉しい、幸せだけでは出来ていないように、そんな『綺麗だけど痛い』歌も
あっていいんだろうと思いました。
(実はこのMC、歌の前だったか後だったか記憶が曖昧(^^; 確かここらで「心の琴線」に
びょんびょ〜ん、と触れる話になってしまったような気がします。せっかくいいお話なのに、
なんでオチをつけちゃうかなあ、山石さん!(苦笑))

そしてこの後は、今度は元気を養う曲!
Odd or Even」「Hot Placeを探して」「又、雨が降り出した」「Visitorは御機嫌」と
4曲続けて御披露。
フロア後方では元気に弾けてステップを踏み始めるオーディエンスもいました。
(実は自分もその中にいたりしたのですが(笑))
毎度のことながら、やっぱりこの辺りの曲になると、山石さんはソロ弾き語りでもすごい
ノリノリ!
ライトの中で汗が飛び散り、ガンガンヒートアップしていきます。
オーディエンスも負けじと手拍子でヒートアップ。
溢れるほどの「元気」を「交歓」したあとは、もうすぐやってくるクリスマスを予感させる
The Secred Song」でしっとりと締め、山石さんは一旦ステージから姿を消しました。

鳴り止まない拍手に呼ばれてアンコール。
カラフルな熱帯の鳥を思わせるブラウスで登場した山石さんは、冷めやらぬ「熱気」を思い
きり爆発させるように、「Last Chance」「Trial Run」と立て続けに2曲、全開の笑顔で
歌っていきました。
小休止のあと、再度のアンコールに応えての曲は、「ここに立てば星は輝く」。
静かな決意を秘めるようなこの曲で、この日のライブは終幕となりました。

この他にもMCでは「鍋」の話や「おでん」の話、「旅」の話などもあったのですが、実は
弾け過ぎて少々記憶が飛んでいる自分、順番がごっちゃごちゃになってしまい、どの辺りで
お話されたのか順番を覚えてません(^^; <話の中身は覚えてますが
(レポーターなのにねえ・・・ちょっと落ち込み。)
でも、ライブ中にメモを取るなんて不粋なことはしたくなかったので、御容赦くださいm(__)m

帰りに、電車を降りた時、夕方降っていた雨が上がり、雲間からオリオンやシリウスが覗いて
いたのを見つけた時、最後に歌って下さった「ここに立てば星は輝く」を思い出して、ちょっと
じんわりしました。

*******************
レポートにも出てくる「カバー」のコーナー、正解は…
「YES-YES-YES」オフコース
「Friend」安全地帯
「おやすみ」山下達郎
の3曲でした。
タイトル&アーティスト名をすべて正解した方には
ボトムラインで撮影した写真(A4版)に山石直筆サインを入れてプレゼントします。
お楽しみに!


Top Back