2003.3.17 渋谷 CLUB egg site











SEが流れ始め、ステージがオレンジ色に染まる中、永井さん、米川さん、田坂さんが登場。
最後に山石さんが登場すると客席から大きな拍手が。
ライトが白色に変わり『ここに立てば星は輝く』。
続いての『Another Door』ではライトがグリーンに。
間奏とエンディングでのギター&ベースの音には泣けました…。

最初のMCでは「外は雨上がった?俺、毎回最初のMCで天気を聞いてるよね(笑)でも日本人の挨拶は
天気の話から入るんだ」とご挨拶。
「春の喜びと、ステージに立って歌える喜びを噛み締めて噛み締めて」とも言っていました。

『T-Town』『化身』とちょっと激しめの2曲をガツンと終えると、続いてのMCでは田坂さんに曲提供をした
という話。
田坂さんが、色々なミュージシャンにレコーディングを手伝ってくれないかと贅沢なことを言っている(笑)
とのこと。
田坂さんに「曲書いてくれない?力まないで気楽な気持ちで。でも心に残る従来語り継がれるような曲を」
と言われたそうで、「そんな曲は元々作りたいよ!」とぼやく山石さん。(笑)
山石さんの「この俺様にだぜ!」には客席爆笑。
飯田のライブで初披露したその曲を、ライブ後にまた手直しをしたということで、タイトルもちゃんと
付いた『Forever』。
そして『とても子供だった』。

ここのMCでは、実は山石さんが入院していたという話になりました。
入院中に実感したこと・色々考えたことを元にして作ったという曲、『Peninsulaの翼』。
ギターの音が耳に飛び込んでくるオープニングから、ピアノがメインと思われるバラード調の曲。
間奏でのギターとピアノの掛け合いがとてもかっこよく、大口開けての山石さんの熱唱ぶりには、客席も
歌詞を噛み締めるようにじっと聞き入っていました。

ライトがパープルに変わると、一瞬、この曲は何?と思うようなギターとピアノのみでバラード調にアレンジ
を変えた『History』。
めちゃめちゃかっこいい!ギターが泣いている!
今まで聞いてきたものとはまた違った大人の雰囲気でした。
曲の最後で米川さんがギターを振り下ろして“締め”もしていて、米川さん大活躍!でしたね。
続いての『Slow Night Play』では、ライトが目まぐるしく変わり、なんだかステージ上も元気いっぱい!

山石さんは汗拭きまくり。
ジャケットを脱いでさあMCという時、客席から「キャーーー!」の声。
なぜって、山石さんのシャツ、スケスケ…(*^^*)
スタンドマイクの所まで出てくると、客席はさらに「キャーーー!」。
ハンドマイクでメンバー紹介をした後、楽器の音と共に何度も絶叫(笑)してから、ハンドマイクで
『無邪気な関係』を歌い倒す。
その勢いのままショルキーを抱え、ノリノリ大暴れで『Out-Going』『Odd or Even』『Trial Run』を
立て続けに歌い、“元気山石”をアピール?山石さん大暴れ!
もちろん客席も総立ちになりノリノリ!
ステージと客席が一体となって、もの凄い盛り上がりをみせていました。

MCを挟んで、キーボードでの『処女航海』。
客席は総立ちのままじっと聞き入っていました。

<ENC1>
山石さんが登場した後、白衣を着た田坂さんが登場。何やらコント?をし始めた模様。(笑)
医者に扮し「だいぶよくなりましたね」と山石さんを診察。
客席が大ウケしていたら、田坂さんが「演奏中よりも一番盛り上がってるじゃないか!」とちょっと不服
そうなことを言っていました。(苦笑)
次々登場するメンバーを紹介した後、「どなたかに山石さんどうだった?と聞かれたら、不必要に元気
だったとお伝えください」と。客席は爆笑でした。
そして客席がまた総立ちになり、『Visitorは御機嫌』『Urban Spirits』。
ステージも客席も激しかった〜。

会場内にアンコールを求める大きな拍手が鳴り響く…

<ENC2>
-MC-
山石「本当に今日はありがとうございました。誰よりも私自身が今日このライブを迎えられて幸せに思って
います。生まれて初めて入院して、本当に色々考えたりしたわけですが、ただそこにいるだけ、今日ここに
いる、それだけで僕等は幸せなんだということを痛いほど思いました。生きていくことは美しい、人生は
素晴らしいなと思いました。そんな気持ちで、改めてこの曲を」
ラスト曲は『September Song』でした。

2ヶ月ぶりのY's Factory 山石さん復帰ライブは、大いに盛り上がり、楽しく激しいライブを充分堪能
できたのではないかと思います。


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