TKYの初ライブは、アコースティックとゲストを迎えてのピアノトリオという二部構成のものでした。客席はぎゅうぎゅう詰め状態で2階までお客さんがいっぱい。黒のジャケットといういつもに比べたら地味な衣装で山石さんは登場しました。
オープニングはグランドピアノでの♪夢を見送る夜 続けて ♪あなただけのHoly Night >私がグランドピアノで一番歌ってほしかった曲。歌い方がとっても好きなんだけど、まさか今回のライブで聞けるとは思いもしなかったので、感激&感動で、最初からうるうるしちゃいました。
「TKYっていうのは、TOKYOとTAKAYUKIの母音抜きなんです」とちょっと説明してから、「次に歌うのは、恋愛にどっぷり浸かった女性の歌と、恋愛からきっぱり抜けて行こうという潔い女性の歌です。女性の方々、自分はどっちか心に問いながら歌を聞いて下さい」とのこと。
♪誰よりも好きだった は、タブロウではKikoちゃんがボーカルをとっていました。山石さんが歌うのもとっても良かったけれど、サビでのコーラスがないのがちょっと寂しかったです。そして♪Say Good-bye さて、私はどっちなんだろう?と考えてはみたけれど…どっちでもない様な気がしました。
「次は男性側の歌を歌いますが、男の方が別れた後センチメンタルだったりするよね」なんて言って、♪One Sceneのオブジェ ♪24歳になる前に いつもはギターのフレーズが切なさを出していた様に思うのだけれど、納得してしまうような歌詞はピアノのみで聞くとさらに切なく思えました。ん?私は男性側なんでしょうか…(笑)
ここで永井さんと長谷川さん登場。
- 山石「ピアノトリオは初めてなんです。ベースとドラムが入るとバンド的になるけど、そうするとギターがいないの辛い…今までどれだけギターに頼っていたかというのを実感しました。長谷川くんには今日は地味にしてもらいました。ブラシを使って大人のドラムを聞いてもらおうと。永井さんはアダルトでしょ。彼のフレットレスベースに酔って頂きたいと思います」
♪結婚記念日 は永井さんのベースがとってもいいかんじで大人のムードたっぷりでしたね。♪レクイエムが聞こえない はアレンジがすっごくカッコ良かったです。
- 山石「夏に僕と長谷川は思うところがあってニューヨーク行ってきたんですけど(場内大爆笑)永井さんはロスも行ったことあるんだよね。どうでした?」
永井「カラッとしてていいとこでしたよ」
山石「なんで行ったの?」
永井「レコーディングで」
山石「かっこいい〜。長谷川は両方行ってるんだよね」
長谷川「ロスとニューヨークは押さえておかないと」
山石「グアムは行ったんだけどな(客席大爆笑)ジメジメしてた(笑)どっちがよかった?」
長谷川「ん〜どっちも言葉が不自由だったけど、ニューヨークの方が遊べるかな」
- 山石「ニューヨーク良かったよね」
長谷川「でもロス行ってないんじゃねぇ」(客席、笑)
山石「香港は行ったんだけどな〜ジメジメしてた(笑)あ、長谷川も行ってるか」
長谷川「ジメジメしてたね」
山石さん悔しそうな顔してましたね。長谷川さんの山石さんいじめ(笑)のMCに続いて、♪MAN・HA・TTAN ♪抱きしめたい 山石さんの動きがだんだん激しくなってきて、汗を飛ばして暴れていましたね。(^o^)
♪ここに立てば星は輝く は、ベースがギターのフレーズを弾いているようなとてもおもしろいアレンジだったし、やっぱり名曲というかんじがしました。
アンコールでは、妙に派手なブラウス(笑)で登場の山石さん「TKYって敏己浩二山石の略でもあるね。武者小路実篤みたい(笑)」 <た、たしかに続けて読めば似てるかも!?…ちょっと苦しい(笑) 「いつまでTKY Intermezzo っていうのでやるかわかりませんけど、いろんなことにチャレンジして頑張って行こうと思ってます」と言ってノリノリで♪Visitorは御機嫌 鍵盤が壊れるんじゃないかと思うほど叩くようにKeyを弾いていたのが凄かったし、山石さんはじけちゃってましたね〜。
黙って座ってなんかいられない!ってかんじで私と周りの友人達も立ち上がりました。が、もしかして立ったのってほんの数人だったのかも…?後ろの方は狭くて立てなかったらしいけど、やっぱりノリノリの曲では一緒になって盛り上がりたいものです。
2回目のアンコールでは、「みなさんの心が少しでも暖かくなるようにという気持ちを込めて」と言って♪Life Time を歌ってくれました。じ〜ん・・・感動・・・でした。
山石さん風邪ひいていたのでしょうか。喉の調子が悪かったみたいで、声がかすれていてちょっと…でしたね。特に裏声なんかはひどかったと思うのですが…かなり辛そうでしたね。それでも力いっぱい歌ってくれる山石さんはやっぱり凄いと思いました。
ピアノトリオ、とっても良かったです。ギターがないとこういうアレンジになるんだ・・・というのがわかり、ちょっと変な言い方だけど、とても面白かった様に思います。
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